アンチエイジングは古代より女性たちの共通の課題です。
お肌が老化するとシミやシワ、くすみ、たるみなどが起こり顔の印象が大きく変わってしまいます。
場合によっては実年齢よりも老けて見えることさえあります。
また、身体が老化すると動きは鈍くなり、身体の色々な部分が病気になりやすくなります。
人が年齢を重ねてある程度老化していくことは避けられないことですが、その老化の速度を遅らせて、若さを保つ努力はすべての人にできることです。
老化の原因となっているのが体内に蓄積された活性酸素です。
活性酸素が増えると健康な細胞まで攻撃し、傷つけてしまいます。
そのため、攻撃を受けた細胞は病気になりやすくなります。
また、細胞の生まれ変わるサイクルを遅らせてしまうため、古くなった細胞がいつまでも剥がれ落ちずに残ってしまいシミやくすみの原因となります。
年齢と共に腸内の善玉菌は減少してしまう傾向にあります。
善玉菌が減少すると腸内で悪玉菌が勢力を拡大します。
悪玉菌が増えると腸の動きが鈍くなり便秘になります。
便秘になると腸内に老化の原因となる活性酸素が発生します。
ですから、善玉菌を増やして腸内環境を整えることは、活性酸素が発生しにくい環境作りを行えることから、老化を防止し、若さを保つことへと繋がります。
腸内に善玉菌を増やす為には、乳酸菌を摂取することが勧められています。
乳酸菌は胃酸に弱く、ほとんどの菌が腸にたどり着くまでに死んでしまいます。
生きて腸にまで届いた乳酸菌は善玉菌として、悪玉菌退治の役割を果たします。
死んでたどり着いた菌は、善玉菌のエサとなって善玉菌を増殖させる働きをすることに加えて、食物繊維と似た働きをし、腸内の掃除をしてくれます。
また善玉菌が増えることで腸において栄養の吸収がしっかりでき、それが血液にのって全身に運ばれます。
栄養がたくさん吸収されることで、血液の流れも盛んになり、血行がよくなり肌の色も健康的なものとなります。
このように若さを保つ為には良好な腸内環境が欠かせません。
脂っこい食品は避けて、味噌や納豆、漬物、ヨーグルトなど乳酸菌を含んだ食物を積極的に取り入れるようにしましょう。