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乳酸菌入りの食品というと、納豆やぬか漬けといった、日本になじみのあるものが浮かぶでしょう。
しかし、乳酸菌入りの食品は、世界中にたくさんあります。
まずは、日本に近い場所に位置する韓国です。
韓国のソウルフードであるキムチには、乳酸菌が入っています。
これは、P.ペントサセウスという種類のもので、強い酸性を示し、生きたまま腸へ届くほど胃液に負けない性質を持っています。
使われる食材は、白菜や大根、もやしなどがあり、どれも野菜ばかりです。
この環境が乳酸菌にとって過酷な状況となり、タフさを生み出します。
しかも、キムチに含まれる乳酸菌は1グラムにつき約8億個です。
強いだけでなく数も圧倒的なので、発酵食品の中では王様とも呼ばれています。
ヨーロッパ発祥のピクルスも乳酸菌入りの食品です。
かなり酸味が強く、脂っこい肉料理の付け合わせとして食されています。
イギリスでは玉ねぎをピクルスにしてフィッシュアンドチップスに添えています。
漬け汁にはいくつかの香辛料を使っていて、肝臓を強くしたり胃もたれを予防したりする効果があります。
ドイツ料理と言えばウィンナーですが、これの付け合わせとしてお馴染のザワークラウトも乳酸菌入りの食品です。
キャベツの漬物のことで、現地では保存食としても親しまれています。
キャベツを発酵させて作られる乳酸菌は、腸内を活性化させて消化器を掃除し、整腸作用をもたらします。
加熱しないため、キャベツに含まれるビタミンCが壊れることもなく、美白効果をもたらします。
乳酸菌入りの食品は世界中にあるため、各国のものも味わってみてはいかがでしょうか?