乳酸菌のサプリメントには色々な形状のものがあります。
顆粒タイプのものもあれば、錠剤タイプのもの、ドリンクタイプのもの、カプセルタイプのもの等があります。
乳酸菌は酸性に非常に弱く、腸に到達するまでに胃酸や胆汁に負けてほとんどが死んでしまいます。
しかし、生きて菌が腸に届くことにより便秘解消などの高い効果を期待することができます。
そのため生きて菌を腸まで届けたい場合は、酸や熱に強いカプセルタイプのものが効果的です。
生きた菌をカプセルに詰めて、腸に届く頃にカプセルが消化され溶けて、生きた菌が腸内で働くことができます。
カプセルタイプのサプリの中には、特殊製法のコーティングカプセルを使用したものや飲みやすい小粒タイプにしたもの、十何種類の乳酸菌を数タイプのカプセルと一日分としたものなどそれぞれに特徴があるので、自分にとって飲みやすいものを選ぶようにしましょう。
使用されている乳酸菌も便秘解消に特に効果があるものや免疫力を向上させインフルエンザ予防や感染症予防に効果があるもの、脂肪を燃焼させダイエットや生活習慣病予防に効果のあるものなどさまざまです。
自分の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
カプセルタイプのものを摂取する際の注意点としては消化能力が弱い方の場合に、カプセルが上手く消化されないまま腸に届いてしまい、胃もたれの原因となったり、十分に効果を発揮することができない場合があります。
そのため、消化能力が弱いと感じる方は顆粒タイプのものや錠剤タイプのもの、ドリンクタイプのものなどほかのタイプのものを試してみると良いでしょう。
逆に消化能力の高い方の場合に、カプセルが胃で早々と消化され、中に入っていた乳酸菌が胃酸で死んでしまうという場合もあります。
死んでしまった菌も効果の面では生きて届く場合よりも劣りますが、全く無駄になるわけではなく、善玉菌の増殖を助ける働きをします。
継続して摂取してもあまり効果が出ない場合は、カプセルが早くに溶けてしまっている可能性がありますから、より乳酸菌自体が酸に強く、生きて腸まで届く力のあるものを試してみられることをおすすめいたします。