乳酸菌を比較・検証!
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はっ酵乳用の乳酸菌

はっ酵乳とはどんなものでしょうか。
はっ酵乳と乳酸菌飲料にはどのような違いがあるのでしょうか。
はっ酵乳とは、乳を乳酸菌または酵母ではっ酵させ、液体状や糊状にしたもののことを言いますが、具体的にはヨーグルトや飲むヨーグルト、カルピスなどがその例です。

はっ酵乳を作る原料となる乳は、どんなものでも良いわけではなく、牛乳や水牛乳、馬乳などの乳で、乳の成分のうち水分と脂肪分を抜いた成分、いわゆる無脂乳固形分が8.0%以上のものという条件を満たしていなければなりません。
また、1mlあたりの乳酸菌の数も1000万個以上含まれていなければなりません。
その点で、乳酸菌飲料はこの無脂乳固形分が3.0%以下しかありませんし、菌数も100万個以上しか含まれていないという違いがあります。

この無脂乳固形分には、たんぱく質や乳糖、ミネラルなどの栄養がたっぷり含まれているため、高い健康効果が期待できますし、腸内の善玉菌のエサとなる成分がたっぷり含まれているので整腸作用の面でも大きな働きが期待できます。
はっ酵乳にはどのような効果が期待できるのでしょうか。
乳酸菌の多く含まれたはっ酵乳を摂取することにより、腸内は酸性の状態になります。
腸内が酸性になることによって腐敗菌、病原菌は生きられなくなります
そのため、免疫力は向上しますし、抗アレルギー作用も期待できます。

近年、花粉症対策にヨーグルトの摂取が推奨されているのはそのためです。
更に、はっ酵乳の摂取により腸内における抗ガン作用があることが分かっています。
それは腸内環境が善玉菌が優勢になることにより、腸内でガン物質が生成されることを防止することができるからです。

このように数え切れないほどの健康効果をもたらしてくれるはっ酵乳ですから、ぜひ継続して摂取し続けたい成分です。
しかし、乳製品が苦手という方はどうすればよいのでしょうか。
最近ではそのような方でも安心して摂取できる色々な種類の乳酸菌サプリが販売されていますから、ご自分の飲みやすいサプリメントを試してみられるとようでしょう。

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