体の健康維持のために欠かせない栄養素として乳酸菌の摂取が勧められています。
乳酸菌は酸に弱く、そのほとんどが胃酸で死滅してしまいますが、生きて腸内まで到達できたとしてもすぐに排出されてしまうという特性を持っています。
そのため、ヨーグルトの場合だと一日500gを継続しの摂取し続けることが必要です。
毎日それだけの量を摂取し続けるというのはよっぽどヨーグルトが好きな人でも難しいことです。
そこで、多くの人がサプリメントで乳酸菌の摂取を行っています。
サプリメントの優れているところはたくさんの量を食べる必要がありませんし、毎日安定した量を摂取し続けることができます。
また、忙しい生活の中でも持ち運びに便利なので外出先でも手軽に摂取することができます。
そして、何よりも魅力的なのがその乳酸菌の含まれている量です。
あるサプリメントはヨーグルト100個分の乳酸菌を一日に摂取できるというものもあります。
また、一緒に取ることで相乗効果を期待できる、オリゴ糖や食物繊維などが配合されているものもあります。
サプリメントを選ぶときのコツとしては、やはり含まれている乳酸菌の量が多いものを選ぶようにしましょう。
多く取れば取るほど効果があり、過剰摂取にはなりません。
たくさん摂取しても悪玉菌と闘ってはどんどん排出されてしまうからです。
また、目的別に選ぶことも大切です。
乳酸菌には200以上の種類があり、それぞれの菌の得意とする分野が違います。
免疫細胞に働きかけて免疫力を向上させることを得意とするR-1菌やプラズマ菌のような菌もあれば、アレルギー症状を緩和させるL-55菌やL-92菌、整腸作用を促し便秘解消を得意とするLB88菌、BE80菌などの菌もあります。
人それぞれ自分の腸の中に存在している菌も違いますから、自分に合った菌の種類を選ぶことも大切です。
最後に気をつけるべきことは安心安全な製品を選ぶことです。
せっかく健康のために摂取していても防腐剤や香料などの添加物まみれのものだと体にとって逆効果になってしまいます。